【洋書レビュー】Katharine McGeeの小説「American Royals」を読んでみた。

Kindle洋書多読

こんにちは!kicoです。

今回は「American Royals」という小説を読んだので、レビューさせてください。

「American Royals」は、ティーン向けの恋愛小説。トキメキが欲しい人、プリンセス好きの人におすすめ♪

Katharine McGee氏の処女作「American Royals」

英語は読みやすく、ティーン向けということもあり、表現も分かりやすかったです!

登場人物も少なめです。英語学習者としては、登場人物が多いとストーリーを追いづらくなるんですが、そんなこともありませんでした。

ふたりのプリンセスと、プリンスの恋愛模様を描いた小説で、王室好きの人にはたまらないかも♪

「American Royals」ってどんな小説?人気あるの?

2019年9月に出版された恋愛小説です。

ニューヨークタイムズ・ベストセラー!アメリカのアマゾンでもレビューは500件程度(★も多め。)

goodreads(アメリカの有名な読書レビューサイト)では20,000レビュー以上…!

すごく人気の小説みたいですね。

インスタで見つけてgoodreadsのレビューを見て面白そう!と思い手に取りました。

読了までにかかった時間

Kindle paperwhiteで読みました。全441ページ、1か月かかりました。

1日平均14ページ読んでいたことになります。

在宅勤務中、朝本来であれば電車に乗っているであろう時間に読むようにしていました。

あらすじ(ネタばれ注意)

現代のアメリカ合衆国が舞台。アメリカ独立のとき、ジョージ・ワシントンがアメリカの初代「大統領」にならず・・・初代「王」となったことにより、アメリカは王国となった歴史がある。

そのため、アメリカには、ロイヤル・ファミリーがいる!

国王には3人の子供たちがいる。

ベアトリス(20歳女子・第一子・後継者)

サマンサ(18歳女子・第二子・双子)

ジェファーソン(18歳男子・第二子・双子)

ベアトリスは、しっかり者。後継者となる運命にあるが、身分違いの恋に落ち・・・・しかも、自分が女王になる日も近いかもという状況になる。

サマンサは、自由奔放。姉をうらやむ気持ちもある。ある人を好きになったのに、三角関係になり悩む・・・

ジェファーソンはイケメンで、サマンサの友人(一般人)ニーナといい感じ。でも元カノのダフネがあの手この手で邪魔してくる・・・

という感じの内容です♪

毎回、章ごとに誰かの目線で物語が語られます。

ロイヤルファミリー以外にも、ニーナダフネも主要登場人物です♪

ニーナは、ジェファーソンの彼女。一般人(貴族ではない)。親が大臣でありレズビアン。サマンサとは幼い時から親友。

ダフネは、ジェファーソンの元カノ。自分は絶対にプリンスと結婚すると決めてる。親もそれを求めている。自分の邪魔をする者は許さないという感じ。

私が夢中になったポイント

ロイヤル・ファミリーの恋愛模様・・・という、乙女ごごろを刺激される設定。

かつ、安っぽくなくってとてもリアル!

しかもロイヤル・ファミリーの恋愛って、ブランド品とかファッションとかが目立つ「ゴシップガール」のようなチャラチャラした感じのストーリーかな?と思いきや、

「次の世代のアメリカ合衆国を統治するもの」としての責任を感じる描写が多かったりして、チャラい感じの内容ではありませんでした。それがよかった

・王子ジェファーソンの元カノ・ダフネの悪女っぷりがとても効いている。

ヒドイ女なんだけど、完全に憎めないような描写もいい。ダフネが話を面白くしてくれてる!

まとめ

とっても面白い小説で、続編が2020年秋に出るみたいです!確かに、かなり中途半端というか「これからどうなるの!?」というところで終わってしまったので、続きが早く読みたい!

皆様も、ぜひ読んでみてくださいね♪

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