【英語学習】ボキャブラリーを効率的に増やすために、多読をすすめる3つの理由。

こんにちは!kicoです。

みなさんは、英語を勉強する際、ボキャブラリーを増やすための勉強はどのようにされていますか?

大きく分けて、以下の2つの方法があると思います。

  1. 単語帳を買って、知らない単語を勉強する
  2. 英語の本や情報を読んだり聴いたりして、自然に覚える

このうち、1の単語帳を使って勉強する、という人が多いのではないでしょうか?(わたしも、最初はそうでした。)

単語帳は、継続するのが大変

本屋さんに行けば、本棚にあふれんばかりの豊富な種類の単語帳をみかけますよね。いろんな目的の様々な単語帳があるので、ひとくくりにして、「全部不要」とは言えないのですし、単語帳を有効活用している方はもちろんいらっしゃると思います!

でも、忙しい社会人だった私にとっては、英単語を覚えることだけに時間を費やすのはもったいないと思いましたし、単語帳って面白くないものが多いので、やる気がでない。続けるのが大変…(わたし、なまけものなんです…)

私は過去に単語帳で勉強しようとして、1週間で挫折した経験があります笑

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挫折したのが、上のキクタンです。なんページか見て、わからない単語をチェックして、ノートに書きましたが、まったく覚えられませんでした。難しい単語が羅列されているだけで(例文は一応ありますが)見ると苦痛に感じるようになってしまいました。。

しかし、その後「多読」という方法に出会ってから「英語の本や情報を読んで、出会った単語の意味を推測する(意味は調べない」方法で、単語帳なしでボキャブラリーを一気に増やすことができましたので、そのことをご紹介したいと思います!

多読でボキャブラリーが劇的に増えた

多読とは、つまりたくさん英語を読むことです。多読によって、知らない単語と出会う機会が増え、何度も何度も繰り返し出てくるうちに、単語を自然と覚えてしまうんです。

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私が参考にしたのはこの本です。この本は、わたしの英語人生を変えてくれたといっても過言ではありません。

わたしはこの本を読んでからKindleでの洋書多読を初めて、英語力、ボキャブラリーが飛躍的に伸びました。そして英語のテキスト勉強とは無縁になりました。

多読によって知っている単語を劇的に増やすことができたので、単語帳はすべて捨てることができました。

一見とおまわりのようなのですが。。。単語量も単語帳よりたくさん覚えられるし、忘れにくいんです!!

たとえば.

「ominous」、「oblivious」、「ostentatious」この3つの単語。わかりますでしょうか?分かった方さすがです…!

英語の多読を始める前の私は、何のことだかさっぱりわからなかったと思います。(TOEICの点数も850点くらいはあったと思うんですが…)

今は、意味もはっきり分かるし、類義語も挙げられるし、会話でも使えます。
でも単語帳は全く使ってません。

多読がなぜボキャビルに有効なのか、私の考える理由は2つです。

①単純に、1つの単語と出会う回数がものすごく増える。

単語帳では、それぞれの単語って1回きりしか出てこないことがほとんどです。見直しで2回やるとしても、2回しか同じ単語に出会わないことになります。

しかし、多読をしていると、同じ単語がいろいろな場面で何度も何度も出てきてくれます!!

たとえば、「ominous」は、ハリーポッターを洋書で読んでいると何度も出てきます。なんども出てくるうちに、「あ、なんかイヤな雰囲気のときによく出てくるな~」というのが分かってきます。

10回くらい会ったところで、辞書機能で調べると、「不吉な」という意味だということがわかる。すると、もう不思議と頭の中に定着しています。その後も何度も出てきて、忘れません。

②様々な文脈の中で何度も出会ううちに、単語の意味の理解が深まる。

たとえば、oblivious。これも多読中よく出てくる単語なのですが、「he was oblivious to pain」だったり、「pretend to be oblivious to what is happening」だったりとかいろんな文脈で出会えます。いろいろな使われ方をみるうち、「obliviousって気付かない、という意味だけど、無頓着という感じのニュアンスがあるな。辞書には”忘れがち”という意味も書いてあるけれど、これは私はあまりしっくりこないなあ」なんて考えることがでてきました。

それからは、もうほぼ完璧に覚えていますし、使えます。

このように、単語帳で覚えるより、いろいろな状況で単語と出会えることにより、より理解が深まって、覚えやすくなるんだと思います。人は「意味のあるまとまり」で覚えると頭に残りやすいからでしょうか。

③勉強してる感がないから、苦痛じゃない。続けられる。

単語帳は続けられなかったのですが、多読は続けられています。好きなジャンルの本を辞書を引かずに読むだけなので、簡単なんです!知らない単語は、5~10回くらい出会ったな、気になるな。と思ったときだけ調べています。あとは、わからない単語がでてきてもすっ飛ばしています。

ボキャブラリーを増やすのに、辞書引かないの!?って思われるかもしれませんが…(先に紹介した本のなかでも辞書を引かないことを推奨しています)

辞書なしでたくさん読むと、意味を推測する力が自然と身についているのだと思います。自分で考える力がつき、それが、忘れにくいボキャブラリーにつながっている感じがします。

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